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[05バ-ポ-02]方向転換能力の評価方法の考案音刺激によるリアクティブ型の方向転換能力評価法の検討
*Tatsuki Ishizaka Ishizaka1, Noriyuki Kida1, Hitoshi Koda1, Tomohiro Mimura1 (1. Kyoto Institute of Technology)
【緒言】本研究では,方向転換能力評価法の確立を目的とした。近年,サッカーやバスケットボールなどの球技では,単なる直線的スピードだけでなく,状況に応じて瞬時に方向を変える能力が競技パフォーマンスに大きく影響することが指摘されている。しかし,既存の方向転換能力テストの多くは切り返しのタイミングがあらかじめ決められており,競技場面における反応的要素を十分に反映できていない。そこで本研究では,音刺激によってランダムなタイミングで切り返し動作を行う独自の方向転換能力テストを考案し,その評価を行った。【方法】対象者は京都工芸繊維大学の学生とした。課題は,1.00〜2.00秒の不規則な間隔で提示される音刺激に対し,進行方向に対して180度反対方向へ切り返すシャトル走を約6秒間行うものとした。音刺激パターンは3種類作成し,無作為に提示した。音刺激は2回提示され,対象者は2回の切り返し動作を実施した。対象者頭上に貼付したマーカーをFrame-DIASで解析し,音刺激提示から切り返し動作までの反応時間および走行距離を測定した。【結果・考察】音刺激提示から切り返し動作開始までの反応時間は,1回目で1.26±0.03s,2回目で1.05±0.10sとなった。また,走行距離は1回目5.36±1.60m,2回目で3.01±0.70mとなり,反応時間と同様に2回目で低値を示した。2回目で反応時間が短縮した要因として,切り返し前の移動速度の違いが影響した可能性が考えられる。これらの結果から,切り返し動作では刺激への反応のみならず,進入速度や減速動作もパフォーマンスに関与することが示唆された。今後は,既存の方向転換能力評価法との関連性を検討し,本評価法の妥当性を検証する必要がある。
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