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[03心-ポ-08]Dyad trainingにおける賞賛および励ましの言葉がけが系列的タイミング学習に及ぼす影響
*Tadao Ishikura1, Yuya Hiromitsu2 (1. Doshisha Univ., 2. Osaka Electro-Communication Univ.)
Dyad training(DT)は二人一組の学習者が互いに観察し身体練習を行う方法であり、一人で練習する場合の半分の練習量で同程度に上達することが報告されている。しかし、系列的タイミング学習においては、自由に対話させたDTは一人練習や対話を禁じたDTよりも、キー押しの相対的時間間隔(リズム)における学習効果が下回ることが報告されている。このことから、練習時の自由な対話は、学習者自身が遂行時に用いる運動イメージ(内的基準)と自己受容感覚や結果の知識との誤差検出・修正に干渉すると考えられている。そこで本研究は、DTにおける賞賛および励ましの言葉がけが系列的タイミング学習に及ぼす影響を検討することを目的とした。課題に未経験な右手利きの大学生48名を、一人で練習する条件(AL)、二人で練習するが対話を禁じる条件(DTN)、二人で練習し賞賛および励ましの言葉がけのみを認める条件(DTP)に無作為に振り分けた。課題はテンキーを用い、右手人差し指で「2-4-8-6」の順に押す系列課題とした。目標として、「2」押下の1,100msec後に「6」を押すこと、ならびに相対的時間間隔を「2-4」で22.2%、「4-8」で44.4%、「8-6」で33.3%とすることを求めた。分析の結果、変動誤差とRMSEは全条件で減少したが、条件間差は認められなかった。一方、VASでは目標時間達成の自信およびキー押しの順序を間違えない自信が全体的に向上した。練習ブロック中の目標時間達成の自信はDTP-AL-DTNの順で高かった。練習試行後半の意欲はDTPがDTNよりも高く、そしてDTNで意欲の低下が示された。以上より、系列的タイミング学習においてDTは一人練習と同程度の学習効果を示し、特に賞賛および励ましの言葉がけを伴うDTは、自信や練習意欲を高める点で有効である可能性が示唆された。
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