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[03心-ポ-24]大学生運動部員における運動部参加動機とスポーツパーソンシップの関係

*Taku Oshima1, Hiroki Takata1, Hiroshi Sekiya2 (1. Graduate School, Hiroshima University, 2. Hiroshima University)
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近年、競技スポーツにおいてドーピングなどの反社会的行動が問題視される中で、スポーツ・インテグリティを確保するために競技者のスポーツ場面における振る舞いに焦点を当てたスポーツパーソンシップが注目されている。これまでスポーツパーソンシップと様々な要因の関連性が検討されてきたが、競技者が運動部活動に参加している理由や意味づけを表す運動部参加動機との関連を検討した研究はない。本研究では、運動部参加動機とスポーツパーソンシップの関係を、それぞれの因子間の関連に着目した分析とスポーツパーソンシップに基づく運動部員の類型化の2つのアプローチで検討することを目的とした。
 運動部参加動機質問紙(高田・関矢, 2024)とスポーツパーソンシップ質問紙(Osada & Sekiya, 2023)を用いて日本の大学生運動部員を対象とするオンライン調査を行い、303名(男性171名、女性132名)の有効回答が得られた。運動部参加動機とスポーツパーソンシップの関連性を検討するため、運動部参加動機の各因子からスポーツパーソンシップの各因子にパスを引いたモデルを用いて共分散構造分析を行った。次に、スポーツパーソンシップに基づいて運動部員を類型化し、クラスター間の比較を行った。
 共分散構造分析の結果、仲間やチームを重視して運動部に参加している競技者は周囲を尊重し、反スポーツパーソンシップ行動に否定的である傾向が示された。スポーツパーソンシップに基づくクラスター分析では、スポーツパーソンシップ行動により肯定的なクラスターとより否定的なクラスターの2クラスターが得られた。クラスター間で運動部参加動機を比較したところ、前者のクラスターが運動部参加動機として仲間やチームをより重視していた。これらの結果から、大学生運動部員において仲間やチームに関する動機を促進することがスポーツパーソンシップを高める可能性が示唆された。

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