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[03心-ポ-26]低速度ランニングにおけるパートナーの存在が感情と心拍数に与える影響女子大学生を対象とした精神生理学的研究

*Arisa Maeno1, Satoko Hoshino1 (1. Nara women's university)
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日本の運動習慣者の割合は男性に比べ女性で低く,特に20〜40歳代でその傾向が顕著である(厚生労働省,2024).こうした中,手軽な運動としてランニングが挙げられる.橋本(1995)によると,快適自己ペース走では快感情・リラックス感・満足感が高まる一方,それより遅いペースでは感情への影響はみられなかった.しかし,運動習慣のない者にとって快適なペースは把握しにくく,怪我予防の観点からも低速度からランニングを始めることが望ましい.また,運動への動機づけを高める要因として運動仲間の存在が挙げられており(西田ほか,2000),パートナーの存在は運動継続に寄与すると考えられる.そこで,本研究では低速度ランニングにおける,パートナーの存在が及ぼす生理的・心理的影響を検討した.被験者は日常的なランニング習慣のない女子大学生・大学院生14名とした.課題は30分間のトレッドミル走とし,単独で走るSolo条件,パートナーと並走するPartner条件を設定した.運動前・中・後には心拍数および5分おきの感情評価,RPEを,終了直後と終了20分後に運動の楽しさを測るPACES を測定した.その結果,心拍数,RPEは条件間で有意差は認められなかったが,感情には影響がみられた.運動中では,Partner条件で不安低減,Solo条件でリラックス低減がみられた.運動終盤のやる気はPartner条件で高値を示した.運動前後を比べPartner条件ではリラックスが増加した.運動後の疲労感はPartner条件の方が有意に低値を示した. 終了直後と終了20分後のPACESの上昇は条件に関わらずみられたが, Partner条件でより顕著であり,終了20分後にさらに増加した.以上より,低速度のランニングにおいてパートナーの存在は,運動中の不安低減,疲労低減,リラックス上昇の効果がみられ,運動後の楽しさの増加が明らかとなった.

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