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[03心-ポ-34]レクリエーショナルスポーツ科目履修者における集団凝集性の実態と所属校間の差異専攻分野とレクリエーションへの理解が集団凝集性に与える影響
*Yusuke Ohashi1, Shoji Kaneko2, Shimpei Sakon3, Akira Nakai4, Yutaka Nakasone5, Risa Honda6 (1. Higashi chikushi Junior College, 2. Osaka University of Health and Sport Sciences, 3. Niigata University of Health and Welfare, 4. Osaka Electro-Communication Univ., 5. Sendai Seiyo Gakuin College, 6. Sapporo International Univ.)
競技スポーツを対象とした集団凝集性研究は多く蓄積されているが、大学の正課体育における集団凝集性の形成過程は十分に解明されていない。特に、勝敗を伴わないレクリエーショナルスポーツ活動が集団凝集性に与える効果を縦断的に検討した研究は見当たらない。本研究は、レクリエーション科目を履修する大学生を対象に活動前の集団凝集性の実態を明らかにし、所属校ごとの特徴に焦点を当てて検討した。調査対象者に、杉山ら(2021)の集団凝集性質問紙の13項目の質問項目に対する9件法での回答に加え、レクリエーショナルスポーツへの印象と所属集団の印象について自由記述を求めた。回答者27名のうち、無効回答1名を除いた26名を分析対象とした。全質問項目のCronbachのα係数は.90であり、十分な内的一貫性が確認された。13項目の合計得点は76.9±18.9点であった。所属校別では、H大学(87.1±15.8点)がO大学(70.5±18.2点)を上回り、授業での介入以前から両校間に得点差が認められた。自由記述では、全体として、レクリエーショナルスポーツの包摂性や交流促進への期待が示された一方、O大学では集団内のサブグループ化を指摘する記述が複数見られた。競技スポーツを対象とした先行研究では、チーム目標等の課題への志向を測る課題達成凝集性の得点は集団内の人間関係の在り方への満足感を示す対人凝集性の得点を上回ったが、本研究では、課題達成凝集性と対人凝集性の平均得点は同程度であり、競技スポーツを行う集団とは異なる傾向を示した。所属校ごとの特徴については、所属する学部・学科の学びやキャリアが活動前の集団凝集性に影響を及ぼした可能性が考えられる。今後は、3時点の縦断測定により、レクリエーショナルスポーツ参加が集団凝集性の各側面に与える効果を検証する必要がある。
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