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[03心-ポ-44]女性アスリートの減量情報探索におけるエコーチェンバー傾向尺度の妥当性検証
*Mitsuhiro Amazaki1, Chihiro Kemuriyama2 (1. Aichi Univ., 2. Gifu Shotoku Gakuen Univ.)
女性アスリートでは,過度な減量や不適切な食生活が,女性アスリートの三主徴や食行動異常につながる可能性が指摘されている。近年,減量やカロリー制限に関する情報はSNSを通じて容易に入手できる一方,同質的なつながりや推薦アルゴリズムにより,似た意見や情報への接触が反復され,既存の信念や態度が強化される情報環境,すなわちエコーチェンバーが生じうる。尼崎・煙山(2026)は,こうした情報行動を測定するエコーチェンバー傾向尺度を開発したが,尺度の妥当性は未検討であった。そこで本研究では,女性アスリートを対象に,同尺度の因子構造および社会的望ましさとの関連を検討することを目的とした。対象は,週3日以上競技を行い,過去5年以内に公式競技会への参加経験があり,チームに所属する18-39歳の女性アスリート313名であった。調査では,基本的属性,エコーチェンバー傾向尺度,社会的望ましさ尺度短縮版ver.Bへの回答を求めた。検証的因子分析の結果,2因子モデルの適合度は,CFI = .917,TLI = .901,RMSEA = .079,SRMR = .059であり,概ね許容可能な水準であった。社会的望ましさとの相関を検討した結果,EC回避行動は有意な正の相関を示し(r = .297,p < .001),社会的に望ましい情報行動として回答されやすい可能性が示された。一方,EC強化行動も有意な正の相関を示したが(r = .176,p = .002),その関連は小さく,社会的望ましさの影響は限定的であると考えられた。さらに,社会的望ましさを統制してもEC回避行動とEC強化行動の関連は維持され(pr = .578,p < .001),その関連は社会的望ましさのみでは説明されないことが示唆された。
以上より,本尺度の2因子構造は一定程度支持され,女性アスリートのエコーチェンバー傾向を評価する尺度として一定の妥当性を有する可能性が示された。
以上より,本尺度の2因子構造は一定程度支持され,女性アスリートのエコーチェンバー傾向を評価する尺度として一定の妥当性を有する可能性が示された。
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