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[03心-ポ-46]なぜお茶を飲むのか機能性成分への認知・情動的評価が摂取習慣に及ぼす影響

*Kenta Mitsushita1 (1. Shizuoka Univ.)
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健康づくりにおいて,機能性成分を摂取することは様々に有益である。しかし,カフェインのように,過剰摂取がかえって悪影響を及ぼす成分もある。そのため,成分に対してそのリスク・ベネフィット認知を適切に形成すること,含有量を正確に知覚することが,適切な摂取習慣の形成に寄与すると考えられる。本研究では,カテキンとカフェインが含まれる茶類飲料に着目し,その摂取習慣に認知・情動的評価が及ぼす影響を検討した。市民1615名を対象に,カフェイン・カテキンに対する認知的評価(リスク/ベネフィット認知・摂取意図),各種の茶系飲料(煎茶・玉露・ほうじ茶・ウーロン茶・紅茶)と比較対象としてカフェインのみ含むコーヒーを追加した6種類の飲料について,摂取習慣,カフェイン・カテキンの含有量知覚および情動的評価(好み),食情報リテラシーを測定した。主要な結果として,まず含有量は両成分共にどの種類でも過大知覚されていた。他方,飲料種類間の順序は概ね一致していた。したがって,種類間の大小は概ね正確だが具体的な量は過大に知覚されている傾向が見られた。次に摂取意図に対して重回帰分析を行なった結果,両成分共にリスク認知は負の,ベネフィット認知・食情報リテラシーは正の有意な影響があった。また,飲料別に摂取習慣に対して重回帰分析を行なった結果,玉露を除いた全ての飲料で好みのみが解釈最小基準を超える標準化回帰係数(>.20)を示したことから,対象とした殆どの飲料では機能性成分への認知や摂取意図,含有量知覚の如何に関わらず,情動的評価(好み)が主な要因になる可能性が示された。これらの結果から,機能性成分の摂取習慣形成に向けて,含有量知覚について正しい知覚を促すことが適切な量での摂取につながる可能性と,飲料への好みを高めるアプローチが必要である可能性がそれぞれ示唆された。

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