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[09コ-ポ-33]ジャンプスクワットトレーニングにおけるエキセントリック局面速度の経時的変化と性差
*Rena Taira1, Rikiya Sunakawa2, Mikako Sunaga1,3 (1. Graduate School, Nippon Sport Science University, 2. University of the Ryukyus, 3. Nippon Sport Science University)
速度基準トレーニング(VBT)は、コンセントリック局面(CON)の速度を基準として負荷や反復回数が自動調整される。バリスティック動作では、反動動作であるエキセントリック局面(ECC)の速度がCON速度に影響するため、CON速度に加えECC速度を観察することで、反動動作の評価として活用できる可能性がある。VBTに関する先行研究では、軽〜中負荷におけるCON速度に性差が報告されており、ECC速度についても性差の観点から検討する必要がある。本研究は、速度基準を用いたジャンプスクワットトレーニングにおいて、ECC速度の継時的変化を性差の観点から検討することを目的とした。運動習慣を有する男性9名、女性11名を対象に、1.3–1.4 m/sに対応する重量にてジャンプスクワットを実施し、速度低下率(VLC)15%をセット終了基準とした。介入は16回とし、トレーニング前期、中期、後期に区分し、セット数をそれぞれ3、4、5と漸増した。測定には、リニアポジショントランスデューサーを用い、セット内のCON速度、ECC速度、ECC/CON比、ECC速度低下率を算出し、期間別で分析した。その結果、全ての項目において男女×期間の交互作用は認められず、男女間の主効果も認められなかった。一方、期間の主効果がECC速度、ECC/CON比、ECC速度低下率において認められた。CON速度は、期間を通じて変化は示さなかった。ECC速度は、男女ともに前期および中期より後期において高値を示し、ECC/CON比も前期より後期において高値を示した。ECC速度低下率は、男女ともに前期および中期より後期において低値を示した。以上より、本プロトコルを通じて、伸張短縮サイクルをより効率的に活用する技能的適応が生じた可能性が示され、ECC速度は性差に関わらず反動動作の活用度を評価する指標となり得る。
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