Presentation Information
[04生-ポ-02]局所冷却刺激と低酸素吸入の組み合わせが低強度自転車運動中のヒトに及ぼす生理的影響代謝応答および筋酸素動態に着目した検討
*Ryo Ito1, Naoyuki Yamashita2, Junpei Osakabe3 (1. Daido University, 2. Kyoto Institute of Technology, 3. Aichi Mizuho College)
【背景】
低酸素吸入下での運動では活動筋の脱酸素化が報告されており、筋冷却下での運動では運動単位動員数の増加に加え、筋への酸素供給低下に伴う脱酸素化および血中乳酸濃度の上昇が報告されている。両条件はいずれも嫌気性代謝を亢進させる特徴を有するが、両条件を組み合わせた際の生理応答については十分に検討されていない。
【目的】
大腿部冷却と常圧低酸素吸入の同時刺激が、低強度自転車運動中の生理応答に及ぼす影響を検討すること。
【方法】
対象者は健康な男性9名とした。実験運動は45%VO₂maxの自転車エルゴメーター運動を30分間とし、被験者はCON(コントロール)、ICE(大腿部冷却:5–8℃帯)、HYPO(低酸素吸入:FiO₂ 14.5–15%)、ICE+HYPO(大腿部冷却:5–8℃帯+低酸素吸入:FiO₂ 14.5–15%)の4条件を無作為順序で実施した。
【結果】
血中乳酸濃度は、ICE+HYPOが運動開始5分後から30分後まで,他の条件と比較して有意に高値を示した(p<0.05)。筋活動量は,ICE+HYPOが運動5分後および10分後にHYPOおよびCONと比較して有意に高値を示した(p<0.05)。動脈血酸素飽和度は,ICE+HYPOおよびHYPOがCONおよびICEと比較して有意に低値を示した(p<0.05)。大腿部皮膚温は,ICE+HYPOおよびICEがCONおよびHYPOと比較して有意に低値を示した(p<0.05)。主観的運動強度には条件間で有意差は認められなかった。
【考察】
低酸素吸入と大腿部冷却の併用は,低強度運動時に筋活動量の増加および血中乳酸濃度の上昇を引き起こした。このことから、両条件の組み合わせは低強度運動時の嫌気性代謝を亢進させる可能性が示唆された。
低酸素吸入下での運動では活動筋の脱酸素化が報告されており、筋冷却下での運動では運動単位動員数の増加に加え、筋への酸素供給低下に伴う脱酸素化および血中乳酸濃度の上昇が報告されている。両条件はいずれも嫌気性代謝を亢進させる特徴を有するが、両条件を組み合わせた際の生理応答については十分に検討されていない。
【目的】
大腿部冷却と常圧低酸素吸入の同時刺激が、低強度自転車運動中の生理応答に及ぼす影響を検討すること。
【方法】
対象者は健康な男性9名とした。実験運動は45%VO₂maxの自転車エルゴメーター運動を30分間とし、被験者はCON(コントロール)、ICE(大腿部冷却:5–8℃帯)、HYPO(低酸素吸入:FiO₂ 14.5–15%)、ICE+HYPO(大腿部冷却:5–8℃帯+低酸素吸入:FiO₂ 14.5–15%)の4条件を無作為順序で実施した。
【結果】
血中乳酸濃度は、ICE+HYPOが運動開始5分後から30分後まで,他の条件と比較して有意に高値を示した(p<0.05)。筋活動量は,ICE+HYPOが運動5分後および10分後にHYPOおよびCONと比較して有意に高値を示した(p<0.05)。動脈血酸素飽和度は,ICE+HYPOおよびHYPOがCONおよびICEと比較して有意に低値を示した(p<0.05)。大腿部皮膚温は,ICE+HYPOおよびICEがCONおよびHYPOと比較して有意に低値を示した(p<0.05)。主観的運動強度には条件間で有意差は認められなかった。
【考察】
低酸素吸入と大腿部冷却の併用は,低強度運動時に筋活動量の増加および血中乳酸濃度の上昇を引き起こした。このことから、両条件の組み合わせは低強度運動時の嫌気性代謝を亢進させる可能性が示唆された。
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