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[競技スポーツ-A-13]競争環境における走者間の同期と走パフォーマンスの関係(生,バ)
*Hiroki Tsukamoto1, Gaku Kakehata2, Yuta Goto3 (1. national institude college of Hakodate, 2. Faculty of Sport Sciences, Waseda University, 3. Faculty of Law. Meijo University. Japan.)
競争によるパフォーマンス変化を説明する新たな視点として「対人協調」が注目されている。「対人協調」とは複数の個人間で運動が相互に調整される現象であり、一方の運動リズムが他者のリズムに引き込まれ、意図せずとも二者間の運動の位相一致(自発的同期)を発生させることがある。スプリントではトップレベル競技者のステップ同期の可能性が報告されているものの、同期とスプリントパフォーマンスの関連性については不明な点が多い。そこで本研究では,大学生スプリンターを対象に60m走の競走環境を用い、自発的同期がスプリントパフォーマンスに及ぼす影響を検討した。
被験者は短距離を専門とする大学生28人とした。被験者1人での60m走(単独条件)と被験者2人での60m走(競走条件)を全力疾走で行わせた。ペアは参加した被験者内でランダムに作成し、試技順もランダムに実施した。被験者の側方から各試技の撮影を行い、撮影した映像から接地と離地のフレーム数を判別し、走速度(m/s)、ピッチ(step/s)、ストライド(m)を算出した。各被験者の接地タイミングから各試技における相対位相値も算出した。相対位相値は絶対値の平均を算出し、各試技においてどの程度ステップの同期(0度)に近づいていたのかを比較した。相対位相値の変化量と走パフォーマンス指標との関連についても相互相関分析を行った。
走速度とストライドは競走試技で有意に増加した。また走速度の増加率とピッチ・ストライドの増加率との間には有意な正の相関関係が確認され、競走による走速度の増加はピッチ・ストライドの両側面での影響が考えられた。相対位相値の変化量と走速度増加率との間には有意の正の相関関係が確認され、ステップが競争時に一致傾向にあったペアは走速度の向上をしていた可能性が示唆された。
被験者は短距離を専門とする大学生28人とした。被験者1人での60m走(単独条件)と被験者2人での60m走(競走条件)を全力疾走で行わせた。ペアは参加した被験者内でランダムに作成し、試技順もランダムに実施した。被験者の側方から各試技の撮影を行い、撮影した映像から接地と離地のフレーム数を判別し、走速度(m/s)、ピッチ(step/s)、ストライド(m)を算出した。各被験者の接地タイミングから各試技における相対位相値も算出した。相対位相値は絶対値の平均を算出し、各試技においてどの程度ステップの同期(0度)に近づいていたのかを比較した。相対位相値の変化量と走パフォーマンス指標との関連についても相互相関分析を行った。
走速度とストライドは競走試技で有意に増加した。また走速度の増加率とピッチ・ストライドの増加率との間には有意な正の相関関係が確認され、競走による走速度の増加はピッチ・ストライドの両側面での影響が考えられた。相対位相値の変化量と走速度増加率との間には有意の正の相関関係が確認され、ステップが競争時に一致傾向にあったペアは走速度の向上をしていた可能性が示唆された。
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