Presentation Information
[健康福祉-SA-4]Time-based Lifestyle Behaviors and Health Promotion in Middle-aged and Older Adults
*Eiichi Yoshimura1 (1. National Institutes of Biomedical Innovation,Health and Nutrition)
<演者略歴>
2011年 福岡大学大学院 スポーツ健康科学研究科 博士後期課程修了
2013年 熊本県立大学環境共生学部
2020年 現職
2011年 福岡大学大学院 スポーツ健康科学研究科 博士後期課程修了
2013年 熊本県立大学環境共生学部
2020年 現職
近年、「食事の時間帯」に着目した時間栄養学的アプローチが注目されている。特に一定の時間枠内で食事を行うTime-restricted eating(TRE)は、摂取エネルギーを大きく変えずに体重減少や血糖コントロールの改善をもたらす可能性が示唆されている。我々の研究においても、最終食事時刻を18時に設定した条件は、21時と比較して平均血糖値を抑制する傾向を示した。一方で、中高年者では加齢に伴う代謝機能の低下や行動変容の維持が困難であるため、TREの長期的な継続や効果には個人差が大きく、食事時間の制限のみでは十分な減量や血糖値の改善が得られない可能性も示唆されている。
また、体重は1日の中でも変動し、週単位や季節単位でも特有のパターンを示す。たとえば、日本を含む複数国の縦断研究では、年末年始やゴールデンウィークといった長期休暇の時期に体重が増加しやすいことが報告されている。我々が実施した調査でも、体重を経時的にモニタリングした結果、週末から週明けにかけて体重が増加し、月曜日にピークを示す傾向がみられた。これは、週末におけるエネルギー摂取量の増加や身体活動量の低下と関連しており、週内における体重変動パターンの把握は、より適切な体重管理指導の一助となると考えられる。さらに、体重変動に影響を与える生活習慣として、睡眠や身体活動の季節的・週内の変動も重要である。平均的に見ると、週末は平日よりも睡眠時間が長く、身体活動量がやや低下する傾向がある。季節変動に関しても、冬季には中高強度の身体活動が減少し、座位行動が増加することが報告されており、こうしたリズムの変化が体重や代謝に波及する可能性がある。
本シンポジウムでは、これらの知見を踏まえ、摂食タイミングの調整による介入効果に加え、週内および季節変動を考慮した生活リズムの理解の重要性について発表する。中高年者における実践可能性を重視した個別化支援のあり方と、今後の研究課題について展望する。
また、体重は1日の中でも変動し、週単位や季節単位でも特有のパターンを示す。たとえば、日本を含む複数国の縦断研究では、年末年始やゴールデンウィークといった長期休暇の時期に体重が増加しやすいことが報告されている。我々が実施した調査でも、体重を経時的にモニタリングした結果、週末から週明けにかけて体重が増加し、月曜日にピークを示す傾向がみられた。これは、週末におけるエネルギー摂取量の増加や身体活動量の低下と関連しており、週内における体重変動パターンの把握は、より適切な体重管理指導の一助となると考えられる。さらに、体重変動に影響を与える生活習慣として、睡眠や身体活動の季節的・週内の変動も重要である。平均的に見ると、週末は平日よりも睡眠時間が長く、身体活動量がやや低下する傾向がある。季節変動に関しても、冬季には中高強度の身体活動が減少し、座位行動が増加することが報告されており、こうしたリズムの変化が体重や代謝に波及する可能性がある。
本シンポジウムでは、これらの知見を踏まえ、摂食タイミングの調整による介入効果に加え、週内および季節変動を考慮した生活リズムの理解の重要性について発表する。中高年者における実践可能性を重視した個別化支援のあり方と、今後の研究課題について展望する。
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