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[健康福祉-B-03]マラソン大会における「Duo Team」からみる多様なスポーツ参加のあり方(教)Abbott WMMにおける動向と日本国内での取り組みに着目して
*Saki Tohkairin1, Tsukasa Kawanishi2, Kenta Goto2, Yu Mizuno2, Yuko Kasano2, Mina Onza3 (1. Chukyo University, 2. Chubu Gakuin University, 3. Chubu Gakuin College)
Duo Teamとは、身体的な障害により自力走行が困難な人が、ロードレース用にカスタマイズされた車いすに乗り、それを別の人が押して走るという2人1組のチームのことである。車いすに乗る人は「ライダー」、押す人は「プッシャー」と呼ばれ、このカテゴリでのエントリーが可能な大会も存在する。
本研究では、Abbott WMM(アボット・ワールドマラソンメジャーズ)を構成するマラソン大会でのDuo Teamカテゴリの実施状況から、その国際的な動向を整理するとともに、日本国内でのDuo Teamに関する取り組みを確認し、これからの多様なスポーツ参加のあり方を「共走文化」という観点から提言することを目的とする。
Abbott WMMのうち、ニューヨーク、シカゴ、ボストン、ロンドン、シドニーでの6大会においては、「Duo Teams」「Assisted Wheelchair」等の異なる表記が確認されるとともに、大会参加にあたっての規則には相違点も見られることから、種目として世界的に統一された見解はないことがわかる。一方、ライダーとして参加可能なのは、障害による歩行・走行が困難な人とされている点に関しては共通していた。
国内におけるDuo Team関連の取り組みは非常に乏しく、認知度も高いとは言えないのが現状である。マラソン大会等においては、レーサーでの参加が可能なフルマラソンや、生活用車いすでの走行が可能なレースはあるものの、Duo Teamでの参加については、検討すらされていないように見受けられる。そのような中、東京マラソンでは2027大会での本格導入が目指され、2025大会からは施行実施が行われていることが確認された。
Duo Teamは、多様な主体による「共走」を表現することができる。このようなランニングのあり方は、多様な人々の、多様なスポーツ参加を考えていく上で今後一層重要な視点となるだろう。
本研究では、Abbott WMM(アボット・ワールドマラソンメジャーズ)を構成するマラソン大会でのDuo Teamカテゴリの実施状況から、その国際的な動向を整理するとともに、日本国内でのDuo Teamに関する取り組みを確認し、これからの多様なスポーツ参加のあり方を「共走文化」という観点から提言することを目的とする。
Abbott WMMのうち、ニューヨーク、シカゴ、ボストン、ロンドン、シドニーでの6大会においては、「Duo Teams」「Assisted Wheelchair」等の異なる表記が確認されるとともに、大会参加にあたっての規則には相違点も見られることから、種目として世界的に統一された見解はないことがわかる。一方、ライダーとして参加可能なのは、障害による歩行・走行が困難な人とされている点に関しては共通していた。
国内におけるDuo Team関連の取り組みは非常に乏しく、認知度も高いとは言えないのが現状である。マラソン大会等においては、レーサーでの参加が可能なフルマラソンや、生活用車いすでの走行が可能なレースはあるものの、Duo Teamでの参加については、検討すらされていないように見受けられる。そのような中、東京マラソンでは2027大会での本格導入が目指され、2025大会からは施行実施が行われていることが確認された。
Duo Teamは、多様な主体による「共走」を表現することができる。このようなランニングのあり方は、多様な人々の、多様なスポーツ参加を考えていく上で今後一層重要な視点となるだろう。
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