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[03心-ポ-13]大学生における運動物体の予測特性の男女比較斜め右下方向と水平右方向
*Misaki Toeda1, Kiharu Yamazaki2, Kouki Nakajima3, Takeyuki Arai4, Masaru Takeichi5 (1. Meiji University, 2. Sophia Univ., 3. Matsumoto Univ., 4. Takachiho Univ., 5. Kokushikan Univ.)
【はじめに】体育やスポーツの現場において、物体の運動を予測することは、運動物体の捕捉のために重要な運動能力の1つである。これまでに、大学生を対象として物体の運動予測は、水平右方向より斜め右下方向で運動速度を遅く予測する可能性が示唆されている(中島ら2022、戸枝ら2025)。今回は、運動方向が違う2種類の予測実験における男女の予測特性について検討する。【方法】被験者は大学生(男子9名、女子12名)としVR環境で実験を行った。ボールが画面左端から右方向へ等速で移動し、画面右側に設置した目盛付き遮蔽板の後方へ隠れる映像を提示した。ボールが遮蔽され一定時間(遮蔽時間)後に板の色を変化させ、被験者はその時のボール位置を目盛で回答した。遮蔽時間は5条件をランダムに提示し計20試行実施した。さらに、モニターを45度回転させ、右下方向へ移動する条件も行った。遮蔽時間と回答位置から回帰直線を算出し、その傾きを予測した遮蔽中のボール速度(予測速度)、切片を進行方向に対する位置錯覚量とした。【結果・考察】予測速度は、男子右方向5.83±1.44deg/s、右下方向5.11±1.61deg/s、女子右方向5.19±1.25deg/s、右下方向4.34±1.31deg/sであった。検定の結果、同じ条件の男女の結果に有意差は認められなかったが、男子よりも女子の方がより運動速度を遅く予測する可能性が示唆された。位置錯覚量は、男子右方向1.03±0.71deg、右下方向1.22±0.70deg、女子右方向1.62±0.88deg、右下方向1.67±0.80degであった。検定の結果、同じ条件の男女の結果に有意差は認められなかったが、男子よりも女子の位置錯覚量は大きく、ばらつきも大きい傾向であった。また、男子は方向に関わらず同程度の位置錯覚量であったが、女子は男子のような傾向はみられなかった。
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