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[03心-ポ-21]大学生アウトドアリーダーの活動における負担の特徴

*Saya Matsuoka1, Akira Nakai2, Jinno Syutaro2 (1. Graduate School of Biomedical Engineering. Osaka Electro-Communication University, 2. Osaka Electro-Communication University)
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自然体験施設でプログラム提供に携わる大学生アウトドアリーダーの中には、さまざまな理由から活動を半ばで断念するケースが散見され、今後の安全な活動の提供や施設の円滑な運営に支障を来すことが懸念される。著者らはこれまで、これらの活動の参加動機や恩恵の特徴と関係性を検討してきた中で、参加動機と恩恵の内容的一致が必ずしも活動継続に繋がらないことを明らかにした。竹中(2009)が示した意思決定バランスに基づくと、行動から得られる恩恵が負担を上回るほど行動が生起・継続される。これまで大学生アウトドアリーダー活動の負担に着目した研究は見られず、本研究では、負担の内容の詳細と全体的な特徴を検討した。複数の自然体験施設を運営する非営利活動法人団体Nに所属する大学生アウトドアリーダー86名を対象に、活動に伴う負担に関する自由記述を含む質問紙調査を集合調査により実施した(回収率100%)。自由記述回答は短文に分解したうえで、帰納的内容分析によって、意味的類似性に基づくラベリングと階層的カテゴリ化を行った。その結果、活動に伴う負担は、「活動の時間的負担」、「活動の体力的負担」、「子どもとの関わりの難しさ」、「活動での適切な対応の難しさ」、「組織運営への不満」、「リーダー組織の問題」、「施設に対する不満」、「活動の心理的・精神的負担」の8つの大カテゴリに分類された。活動の時間的負担、活動の体力的負担、子どもとの関わりの難しさ、活動での適切な対応の難しさは、「活動特性から生じる負担」であり、リーダー個々の活動経験によって軽減される可能性がある。一方、組織運営への不満、リーダー組織の問題、活動の心理的・精神的負担、施設に対する不満は、「活動を取り巻く環境から生じる負担」とまとめられ、施設・組織側の改善努力によって軽減が可能であり、リーダーの活動継続を促すための重要な施策となり得ると考えられた。

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