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[03心-ポ-29]環境感受性と競技パフォーマンスおよび精神的健康の関連4時点縦断データを用いた検討

*Kosuke Yano1 (1. Toin University of Yokohama)
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【背景と目的】
近年、個人の発達や適応を予測し得る要因として、内的・外的な環境要因からの影響の受けやすさを表す、環境感受性(以下、感受性と略記)という枠組みに注目が集まっている。体育・スポーツ心理学の領域では、感受性がバーンアウト傾向の高さや、大繩跳びの前後におけるポジティブな気分の低下などの精神的健康に係る変数との関連は示唆されているものの、競技パフォーマンスも含めた包括的な検討は見受けられない。
本研究では、競技パフォーマンスおよび精神的健康に対する感受性の関連を検討することを目的とした。

【方法】
国立青少年教育振興機構(2024)が公開した調査報告書において使用されたデータセットの一部を二次利用した。分析対象者は、4時点の縦断的質問紙調査(各3ヶ月間隔)に回答した、中高生運動部員764名であった(男子616名;Time 1における平均年齢15.34±1.68歳)。分析に用いた項目は、感受性(岐部・平野、2019)、精神的健康(Awata et al., 2007;以下、MHと略記),競技パフォーマンス(上野・小塩、2016;以下、MHと略記)の測定尺度、および所属部活動に関する回答である。調査の実施ならびにデータの二次利用においては、当該機関の研究倫理審査委員会からの承認、および回答者の同意を得た。

【結果と考察】
まず、対象者はCPとMHの推移に基づき、以下のいずれかのクラスに割り当てられた。すなわち、①CP・MHともに高水準で安定、②CP低水準・MH平均水準で安定、③CP平均水準で安定・MH高水準から経時的向上、④CP・MHともに低水準で安定、⑤CP・MHともに平均水準で安定の5つである。第二に、所属部活動の種目特性による効果を統制したうえで、感受性が高いほど、クラス⑤と比較してクラス①の所属確率が有意に低く、クラス④の所属確率が有意に高い傾向が示された。

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