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[03心-ポ-43]ウエイトリフティング競技における選手の自己調整学習と練習頻度の関連性
*Soshin Toga1, Motida Yoshiki1, Takahashi Masanori2 (1. Nihon Univ. Graduate School, 2. Nihon Univ.)
近年、スポーツ指導現場では選手を中心とした「プレーヤーズセンタード」が競技力向上の観点から重要視されている。それに伴い、選手が自ら合理的方略を考え、主体的に競技に取り組む効果性が顕在化している。その方略として、選手が自ら練習を調整する自己調整学習(Self-Regulated Learning:SRL)が注目されている。ジマーマン(2014)の社会的認知モデルは、SRLの過程を予見、遂行、自己省察の3段階に分け、前の段階が次の段階へ影響を与える循環モデルとなっている。従来のSRL研究は練習の「質」に関心をもって精力的に行われてきたが、ジマーマン(2014)は遂行段階における量的なパフォーマンス指標の重要性も指摘している。つまり、練習量の調整は新たな内省の素材を生み、遂行から自己省察への循環を促進すると考えられる。そこで本研究は、大学ウエイトリフティング選手27名を対象に、同モデルに準拠した日誌法を中心とする2か月間の介入を試み、課題に対する練習頻度とSRL能力の関連を検討した。介入前後には「スポーツ版自己調整学習尺度」(幾留ほか、2017)を用いた質問紙調査を行い、介入期間中の練習頻度に基づき高頻度群13名と低頻度群14名の2群に分類した。時間要因(pre・post)と練習頻度要因の2要因分散分析の結果、尺度総合得点および「評価・内省」因子得点において有意な交互作用が認められ、単純主効果検定の結果、高頻度群において介入後に両得点の明らかな向上が認められた。したがって、自らの課題に対する練習頻度の高さはSRL能力向上に貢献することが示唆された。
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