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[03心-ポ-59]競技志向性の高い女子ジュニアバスケットボール選手における自信・決断力と目標設定の関連

*Satoshi Unenaka1, Riku Namatame2, Motohiko Minami2, Emi Nakamura3 (1. Hokusho Univ., 2. Graduate School of Hokusho Univ., 3. Hokkaido Kiyosato High school)
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女子ジュニア年代では競技レベルの向上に伴い心理的特徴も変化することが考えられるが,高競技レベル環境に所属する選手を対象とした検討は十分ではない。そこで本研究では,競技志向性の高い女子ジュニアバスケットボール選手を対象に,心理的競技能力およびライフスキルの学年差とそれらの関連について検討した。
 対象は,競技力育成を目的とした女子ジュニアバスケットボールクラブチームに所属する小学生13名,中学1年生8名,中学2年生14名の計35名であった。測定には心理的競技能力診断検査(DIPCA.Ⅲ)およびライフスキル尺度を用いた。学年間比較にはKruskal-Wallis検定およびDunn-Bonferroni法を用い,自信・決断力と目標設定との関連についてはSpearmanの順位相関係数を算出した。
 その結果,DIPCA.Ⅲでは集中力(H(2)=8.86, p=.012),自信(H(2)=6.47, p=.039),決断力(H(2)=10.92, p=.004)において学年間差が認められ,集中力および決断力では小学生群が中学2年生群より有意に高値を示した(p<.01)。一方,ライフスキルでは目標設定(H(2)=14.65, p<.001)およびコミュニケーション(H(2)=9.46, p=.009)に差が認められ,目標設定では中学2年生群が小学生群より有意に高値を示した(p<.001)。さらに,目標設定と決断力との間には有意な負の相関が認められた(ρ=-.43, p=.011)。以上より,高競技レベル環境に所属する女子ジュニア選手では,学年進行に伴い目標設定などの認知的側面は向上する一方で,自信や集中力,決断力といった自己評価的側面は低下する可能性が示唆された。

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