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[03心-ポ-67]大学生テニス選手における試合局面別セルフトーク機能の特徴Function of Self-Talk Questionnaire(FSTQ)を用いた検討

*Yusei Kakiuchi1, Takayuki Sugo1 (1. Osaka Taiiku)
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セルフトークは,競技場面における感情調整や注意の焦点化に関わる心理的スキルである.しかし,テニス競技において,試合局面の違いによってセルフトーク機能がどのように異なるかは十分に検討されていない.そこで本研究では,大学生テニス選手を対象に,試合局面別のセルフトーク機能の特徴を明らかにすることを目的とした.対象は大学テニス部に所属する学生アスリート61名であった.試合局面として,試合前,簡単なミス直後,ブレイクポイント場面,被ブレイクポイント場面の4場面を設定し,各場面を想起したうえで,Function of Self-Talk Questionnaire(FSTQ)日本語版への回答を求めた.下位尺度である努力,自信,自動性,認知・感情コントロール,注意の各得点を算出し,場面による差を検討した.その結果,認知・感情コントロール機能では場面の主効果が認められた(F(3,240)=7.892,P<.001,ηp²=.090).Bonferroni法による多重比較の結果,ブレイクポイント場面および被ブレイクポイント場面は,簡単なミス直後よりも有意に高かった.注意機能においても場面の主効果が認められ(F(3,240)=2.784,P=.042,ηp²=.034),簡単なミス直後は試合前よりも有意に高かった.一方,努力機能(F(3,240)=2.125,P=.098,ηp²=.026),自信機能(F(3,240)=1.886,P=.133,ηp²=.023),自動性機能(F(3,240)=0.791,P=.500,ηp²=.010)では,場面による有意な差は認められなかった.以上より,重要局面では心理状態を整えるセルフトークが,ミス直後では注意を向け直すセルフトークが用いられやすい可能性が示された.

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