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[07発-口-03]校庭におけるアフォーダンスが児童の自由遊びの身体活動に与える影響

*Chieri Nonoyama1, Kenji Ueta1 (1. Ritsumeikan University)
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子どもの運動機会が減少しており(笹川スポーツ財団,2020;寺田ら,2020)、学校の休み時間は児童の身体活動を促進する重要な機会とされている(Pulido et al.,2021;Tanaka et al.,2019)。先行研究では、用具の提供や校庭の芝生化が児童の身体活動量や遊び行動に影響することが報告されている(石井ら,2015;田邉ら,2005)。しかし、環境のどのような機能的特性が身体活動の違いを生じさせるのかは十分に明らかにされていない。そこで本研究では、環境の機能的特性について、環境が個人に提供する行動の可能性であるアフォーダンスに着目した。その上で、校庭におけるアフォーダンスが自由遊びをする児童の身体活動に与える影響を明らかにすることを目的とした。方法は、公立小学校1校を対象として2021年11〜12月の昼休みに調査を実施した。外遊びを行った児童330名の1日の昼休みにおける自由遊びを動画撮影し、基本的な動作を観察・記録して環境要因ごとのアフォーダンスを抽出した。また、そのうち4年生25名を対象に4日間の調査を行い、3軸加速度計(ActiGraph)を用いて身体活動量(Vector Magnitude:VM)を測定した。結果、固定遊具では移動系動作、移動遊具では操作系動作が多く観察され、動作の種類は固定遊具では土管(13種類)、移動遊具ではボール(18種類)が最も多かった。さらに固定遊具による自由遊びでは、高低差を利用した、平地では生じにくい動作(ぶらさがる、のる、とぶ、のぼる)が観察された。また、男女ともにフィールドでの身体活動量が最も高かった。これらのことより、校庭の環境要因のアフォーダンスは、児童の身体活動に寄与する可能性が示された。

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