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[07発-口-04]ルーブリック型身体活動環境評価票を用いた保育者の評価視点分析AIを活用した協働的省察支援にむけて

*Saori Tanaka1 (1. Kyusyu Sangyo Univ.)
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【目的】
近年,幼児期の身体活動を支える保育環境の重要性が指摘されている。一方,1・2歳児クラスでは,子どもの主体性尊重と安全管理の狭間で,保育者間に子どもの捉え方や関わり方の差異が生じることがある。また,複数担任制においては,暗黙的な保育観や評価基準が共有されにくいという課題も存在する。本研究では,ルーブリック型身体活動環境評価票を用いて得られた自由記述を対象に,保育者間の評価視点についてAIを用いて検討した。
【方法】
福岡県内7施設の1・2歳児クラス担任39名を対象とした。保育者は,子ども主体要素12項目,保育者主体要素14項目から成るルーブリック型身体活動環境評価票を用いて対象児を評価した。評価結果はICT上で可視化し,クラス内で共有・対話を行った。実施時期は2023年9月であった。また,同対象者に対して2024年2月にも同様の調査を実施し,自由記述内容の変化を比較した。さらに,自由記述に対してAIを用いた記述視点分析を行った。
【結果】
同一対象児に対しても保育者間で評価差が認められ,特に「自発性・興味関心」「気持ちの安定」等に差異がみられた。一方,評価結果を共有することで,他保育者の関わりの意図や評価根拠について対話が生じた。さらに,2月期では前回評価との比較や成長過程への言及が増加し,「できる・できない」の評価だけでなく,子どもの過程や背景を踏まえた記述が増加した。AI分析では,「主体性重視―到達度重視」「強み―課題」等の視点軸が抽出された。
【結論】
ルーブリック型身体活動環境評価票とAI分析を組み合わせることで,保育者間に存在する暗黙的な評価視点や記述傾向を可視化できる可能性が示された。また,継続的な評価と対話を通して,保育実践の改善につながる可能性が示唆された。

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