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[09コ-ポ-24]ICTを活用した器械運動における動感分析能力の育成に関する試み大学生を対象にした運動学的研究
*Minori Iseki1 (1. University of Miyazaki)
文部科学省が推進するGIGAスクール構想の普及により、体育授業においてもタブレット端末を用いた動画撮影・視聴が広まっている。しかし実践現場では、撮影して見せる段階に留まり、映像情報が運動技能の向上へと結びついていないという課題が生じている。発生運動学では運動習得において、「コツ」や「カン」といった動感が本質的役割を果たすことはすでに周知のとおりである(金子,2005b,p.25)。しかし、映像という外部視点から得られる客観的情報と、学習者が身体内部から感じる動感情報は本来異質であり、この乖離を橋渡しする動画の見方・使い方に関する実証的な検討がほとんどなされていない。
そこで本研究では、発生運動学の立場から、タブレット端末を用いた動画視聴における「効果的な見方・使い方」を検証し、学習者自身の「動感分析能力」(金子,2005a,p.37)の向上に資する基礎資料を得ることを目的とする。
研究対象者は、 M大学教育学部で保健体育教員を目指す大学3年生男女17名とし、器械運動の授業を事例として実施する。具体的には、授業中にタブレット端末で技の動画を撮影・視聴させ、「映像を見て何を感じ、どのように動きを修正しようとしたか」を「借問」(金子,2002,p.524)形式で記録する。また、技の実施時およびその直後、映像視聴時には「動きを中から感じる」ことを促したうえで、コツやカンに関する言語表現とその後の修正活動による動きの変容をデータとして収集し分析する。これにより、発生運動学的な映像の見方が、学習者の動感の気づきと技能向上にどのように影響するのかを明らかにする。
本研究の成果は体育教員、スポーツ指導者双方に直結する実践的価値を持つと考えられる。これらの知見が、ICT教育を単なる記録・視聴ツールではなく、学習者自身の運動感覚・動感観察能力を育むツールにするための指導知見として寄与することを願う。
そこで本研究では、発生運動学の立場から、タブレット端末を用いた動画視聴における「効果的な見方・使い方」を検証し、学習者自身の「動感分析能力」(金子,2005a,p.37)の向上に資する基礎資料を得ることを目的とする。
研究対象者は、 M大学教育学部で保健体育教員を目指す大学3年生男女17名とし、器械運動の授業を事例として実施する。具体的には、授業中にタブレット端末で技の動画を撮影・視聴させ、「映像を見て何を感じ、どのように動きを修正しようとしたか」を「借問」(金子,2002,p.524)形式で記録する。また、技の実施時およびその直後、映像視聴時には「動きを中から感じる」ことを促したうえで、コツやカンに関する言語表現とその後の修正活動による動きの変容をデータとして収集し分析する。これにより、発生運動学的な映像の見方が、学習者の動感の気づきと技能向上にどのように影響するのかを明らかにする。
本研究の成果は体育教員、スポーツ指導者双方に直結する実践的価値を持つと考えられる。これらの知見が、ICT教育を単なる記録・視聴ツールではなく、学習者自身の運動感覚・動感観察能力を育むツールにするための指導知見として寄与することを願う。
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