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[09コ-ポ-30]注意の焦点づけがスプリントパフォーマンスに及ぼす影響

*Yuri Niwata1, Moriatu Nakasone1 (1. Tokyo Gakugei University)
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スプリント(全力疾走)は、陸上競技短距離走のみならず、様々な競技において求められる重要な技能である。これまでの研究では、注意の焦点づけが運動パフォーマンスや運動学習に影響を及ぼすことが明らかにされている。特に、身体運動そのものに注意を向ける「内的焦点」と、環境に対して身体運動が与える効果に注意を向ける「外的焦点」との比較が行われており、「外的焦点」の方が運動パフォーマンスの向上や運動学習を促進する可能性が指摘されている(Wulf,2010)。例えば、ゴルフのピッチショット(Wulf et al.,1999)やバスケットボールのレイアップシュート(Wulf et al.,2005)などにおいて、「外的焦点」の有効性が示されている。しかし、スプリントを課題とした研究は限定的であり、特に注意の焦点づけとスプリントの学習との関係について検討した研究は少ない。
 そこで本研究では、注意の焦点づけがスプリントパフォーマンスに及ぼす影響について検討することを目的とする。対象は男子大学生とし、「内的焦点群」および「外的焦点群」を設定する。実験は、事前測定、指導セッション、事後測定の3段階で構成し、指導セッションにおいてのみ、各群に対応した注意の焦点づけに関する教示を与える。運動課題には10mスプリントを用い、疾走タイム等を指標として条件間の比較を行う。
 本研究により、スプリント指導場面における効果的な教示方法に関する知見が得られることが期待される。

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