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[09コ-ポ-56]野球の投球における映像比較による踏み出し足と正確性の関連の検討

*Daichi Hirata1, Naoki Yoneyama2 (1. Graduate School of Humanities, Kwansei Gakuin University, 2. School of Humanities, Kwansei Gakuin University)
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【背景・目的】野球の投球においては、投球の正確性に関する研究が限られており、明らかになっていることはまだ少ない (Kawamura et al., 2017 ; 草深・進矢, 2021)。また、多くの投球指導書には、踏み出し足に望ましい位置があることが記載されているが、その位置が投球にどのような影響を与えるのか、まだ十分に検証されていないのが現状である。そこで本研究では、踏み出し足に着目し、映像比較によって投球の正確性との関連を探索的に検討した。【方法】研究対象者:X大学体育会硬式野球部に所属する男性13名であり、投手10名、外野手3名であった。手続き:踏み出し足の位置を測定するため、床に不織布を固定し、短辺の真ん中かつ端から10 cmを投球開始位置とした。また、研究参加者の踏み出し足の位置が視認できるよう、足にキネシオテープを巻き、その上に着色したスポンジを貼付した。投球開始位置から18.44 m先にホームベースを配置し、その1.5 m後ろに捕球ネットを配置した。また、試技の撮影と正確性の測定のため、投球者の側方と後方、捕球ネットの後方にカメラを配置した。投球は1球投げることを1試行とし、10試行行った。踏み出し足の実測値から、横位置の平均、縦位置の身長比、横位置の標準偏差、縦位置の標準偏差を算出した。投球の正確性は、捕球ネットに入ったか否かで判断した。また、各研究参加者には、自らの投球の正確性に関する主観評価を回答させた。【結果・考察】投球映像を比較した結果、投球の正確性には、横位置の平均や縦位置の身長比より、踏み出した足の位置の標準偏差が関連する可能性が示唆された。ただ、投球動作は下肢と上肢が連動する全身運動であるため、今後は踏み出し足と他の身体部位との関連も精査し、投球の正確性への影響をより詳細に検討する必要がある。

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