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[07発-ポ-04]尿比重でみる子どもの脱水状態と登校後腋窩温との関連小学5年生を対象として

*taikan namekawa1, yuji minatoya2, mitunari terada2, akiko sikano2, singo noi2 (1. Master's Program, Nippon Sport Science University, 2. nippon sport science university)
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【背景】近年,気候変動の影響により,学校現場の暑熱対策が喫緊の課題となっている.一方で,脱水状態での運動は体温上昇を招き,熱中症リスクを増加させることが判明しているものの,学校生活環境下の子どもの脱水状態の実態は不明な点が多く,脱水状態と運動による体温上昇との関連も十分に検討されていない.そこで本研究では,脱水評価指標である尿比重に着目し,子どもの脱水状態と登校後腋窩温との関連を検討することを目的とした.【方法】対象は東京都S区公立小学校2校の小学5年生68名であり,分析にはデータに欠損がなかった60名分のデータが使用された.調査は2026年4月に実施し,尿比重測定,腋窩温測定,登校時間調査を行った.本研究では,各家庭で採取した早朝尿を保冷バッグに入れて持参し,登校直後に尿比重屈折計(PAL-09S,アタゴ社製)を用いて尿比重を測定した.また,電子体温計(C231,テルモ社製)を用いて腋窩温を測定するとともに,登校に要した時間も確認した.なお,尿比重値はアメリカスポーツ医学会(Sawka et al., 2007)に倣って1.020 g/cm3以上を脱水傾向と判定した.【結果】尿比重は1.025±0.007g/cm3であり,78.3%(43名)が脱水傾向であった.また,登校時間を共変量に投入した共分散分析を用いて,脱水傾向者と非脱水傾向者の腋窩温を比較した結果,脱水傾向者(36.4±0.4℃)は非脱水傾向者(35.9±0.5℃)に比して有意に高値を示した.【考察】本調査では,全体の約8割が脱水傾向であることが明らかとなった.他方,測定日のWBGTは20℃前後であった.そのため脱水傾向者と非脱水傾向者の登校後腋窩温の差異には,通学に伴う身体活動が関与しているものと考えられた.【付記】本研究は,令和8年度日本体育大学学術研究補助費の助成を受けて実施した.

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