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[会員企画4-3]高齢者×女性の活動事例からセーフ・スポーツを考える

*Rie Yamada1 (1. Kagoshima University-Inamori Academy)
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<演者略歴>
奈良女子大学文学部卒業、同大学大学院修士課程文学研究科修了(文学修士)、筑波大学大学院体育科学研究科博士課程単位取得満期退学。1994年9月博士(体育学)(中京大学)。鳴門市ドイツ館、徳島新聞社を経て、1998年12月鹿屋体育大学助教授、2005年4月同教授、2025年4月同名誉教授、鹿児島大学稲盛アカデミー客員教授。
徳島県阿南市は、2010年4月、日本の自治体初となる野球推進のための課を創設し、野球を観光資源とするまちづくりを進めてきた「野球のまち」として知られている。2014年1月には、女性市民有志から成るチア・ダンスのグループ“ABO60” (『阿南 ベースボール おばちゃん 60歳以上』の略称)が結成され、同市の野球推進事業を応援するボランティア活動に取り組んでいる。
 発表者はこれまで、スポーツを通じた地域開発の観点から、阿南市における野球推進施策と“ABO60”の活動の意義、課題について考察してきた(山田、2024、など)。さらに発表者は、“ABO60”に入会し、高齢女性とスポーツ活動を通じてのウェルビーイングの向上という視座から、参与観察を進めている。
 同グループでは、現在35名(最高齢87歳)が情報共有しており、結成から13年目の現在も定期的に練習に励み、意欲的に活動を続けている。そのような活動の実態は、高齢者とセーフ・スポーツ、多様なウェルビーイングの向上について検討するうえでも好事例であると考えられる。
 そこで、本発表では、“ABO60”の活動について、セーフ・スポーツの観点から、発表者も“ABO60”のメンバーとしてパフォーマンスを紹介しながらその実態を報告するとともに、地域社会に根ざした高齢者のスポーツ活動の意義とウェルビーイングの向上について考察することとした。

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