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[13ア-ポ-03]地域柔道クラブにおける「特別な配慮を要する子ども(神経発達症を含む)」への指導上の課題全国横断調査における自由記述の分析
*Ryosuke Ozaki1, Kenji Hosokawa2, Nozomu Yano4, Kenichi Nishimura3 (1. Faculty of Sports and Budo Coaching Studies, National Institute of Fitness and Sports in Kanoya, 2. School of Education, Nagoya University of the Arts, 3. Faculty of Education, Kochi University, 4. Biostatistics Center, Kurume University)
2026年2月,全日本柔道連盟発達特性特別委員会より,全国の柔道クラブに在籍する「特別な配慮を要する子ども(神経発達症を含む)」(以下,要配慮児)の実態に関する調査結果が公表された.同調査では,「指示の内容を理解する上で特に困難が見られる」「仲間と一緒に稽古に取り組むことができない」などの要配慮児が地域柔道クラブに一定数在籍していること,ADHD,ASDなどの神経発達症と診断されている子どもも一定数在籍していることが示された.これらの結果は,地域柔道クラブに多様な子どもが在籍しており,指導者が要配慮児に対して指導上の課題を有したり,何らかの対応を講じたりしている可能性を示唆する.しかし,人数や診断状況のみでは,指導現場で生じる具体的課題や対応を十分に捉えることはできない.そこで本研究では,同調査で実施された自由記述回答を分析し,地域柔道クラブにおける要配慮児への指導上の課題,その波及効果,および対応方法を整理することを目的とした.分析対象は,①配慮が必要だったり,困ったりしている場面の概要,②その場面の波及効果,③上掲した場面に対する解決方法,の3項目に対する自由記述回答である.空欄および実質的に記述内容のない回答を除外した結果,①271件,②235件,③216件が分析対象となった.①では,注意・集中の維持困難,対人関係やコミュニケーションの困難,情動調整の困難,安全管理上の課題などが挙げられた.②では,他の参加者への影響,稽古の展開への影響,指導者の心理的負担などがみられた.③では,個別対応,声かけや対話,クールダウンの指示,保護者対応,指導体制の工夫などが挙げられた.
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