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[13ア-ポ-04]シティズンシップ教育の視点に基づく体育授業の構成と検討高等特別支援学校保健体育での実践報告

*ayana tajima1, katsumi tanaka1, koji murase2 (1. tokaigakuin Univ., 2. wakayama Univ.)
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本実践は、高等特別支援学校における体育の単元「バスケットボール」を男女共修で実施し、シティズンシップ教育の視点から 障がい者の権利である「合理的配慮」を申請制として授業に組み込んだ取り組みの報告である。ゲーム中に、味方や相手チームから必要な配慮を得られる仕組みを導入することで、生徒がより意欲的に学修へ参加できるのではないかと考えた。そのうえで、自らの困難や必要な支援を言語化し、仲間や教師に対して配慮を申請・協議・調整する一連の経験を、権利を行使し合意形成を図る学びとして位置づけた。
 全単元を通じて男女混合チームを編成し、毎時の冒頭に「配慮申請カード」を用いて互いの配慮事項を表明・共有・合意形成する場面を設定した。授業前後の自己評価、振り返り記述及び行動観察記録から効果を検証した結果、自己の特性を他者へ伝える力、互いの違いを尊重し受容する態度、ルール調整やチーム運営への主体的参画意識に明確な高まりが見られた。
 以上より、高等特別支援学校における男女共修のバスケットボール授業に合理的配慮の申請制を組み込む実践は、他者理解の促進と多様性を前提とした共生社会を担うシティズンシップ意識の涵養に有効であることが示唆された。
 キーワード: 男女共修バスケットボール、合理的配慮の申請制、合意形成

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