Presentation Information
[13ア-ポ-06]サウンドテーブルテニス体験が大学生初心者にもたらす教育的効果の検討(第2報)簡易台を用いた2回の体験を通じた縦断的分析
*Ryo Hamanaka1, Tadashi Uno2, Tomohiro Iwata3 (1. Kyoto University of Advanced Science, 2. Sanyo-Onoda City University, 3. Nagoya University of Commerce & Business)
【背景・目的】視覚制限を伴うパラスポーツ体験は教育的手段として期待されているが、種目によって怖さの質や教育的効果の特性は異なる。濱中ほか(印刷中)は、晴眼の大学生5名を対象としたSTTの探索的実践から、非接触型・個人競技という特性ゆえに怖さが低水準に抑えられ、短時間でも楽しさや新たな身体知への気づきが得られる可能性を示した。本研究はその確認と発展を目的とし、対象者を拡大した上で2回の体験を通じた変化を検討した。
【方法】健康スポーツ系学科に所属する大学3・4年生31名(男25名・女6名)を対象とした。簡易STT台を用いた実技体験を2回実施し、各回終了後に6項目(視覚以外の感覚活用・怖さ・初心者でも試合成立・観客や審判の関わり・楽しさ・技能の上達実感、0〜10点)のアンケートを実施した。1回目・2回目の比較にはWilcoxonの符号付き順位検定を用い効果量rを算出した。
【結果】「初心者でも試合が成立する」(中央値:7.0→8.0, p=.002, r=.55)および「技能の上達実感」(中央値:8.0→8.0, p=.043, r=.36)において有意な上昇が認められた。一方、「楽しさ」「視覚以外の感覚活用」「観客・審判の関わり」は1回目から高水準(中央値=8-9)を示し2回目でも維持された。「怖さ」は両時点で中央値=3.0と低水準であった。
【考察】本結果は第1報(n=5)の探索的知見をより多くの対象者において支持するものである。STTは視覚遮断を伴うものの怖さの感じ方が低く抑えられ、楽しさや視覚以外の感覚活用への気づきが1回目から得られる可能性が示唆された。さらに2回の体験を通じて実施可能性の確信と技能の上達実感が強化されることが示された。本研究結果は、視覚制限種目を初めて導入する際にSTTが適した教材である可能性を示唆するものであり、種目選択の指針構築に資するといえる。
【方法】健康スポーツ系学科に所属する大学3・4年生31名(男25名・女6名)を対象とした。簡易STT台を用いた実技体験を2回実施し、各回終了後に6項目(視覚以外の感覚活用・怖さ・初心者でも試合成立・観客や審判の関わり・楽しさ・技能の上達実感、0〜10点)のアンケートを実施した。1回目・2回目の比較にはWilcoxonの符号付き順位検定を用い効果量rを算出した。
【結果】「初心者でも試合が成立する」(中央値:7.0→8.0, p=.002, r=.55)および「技能の上達実感」(中央値:8.0→8.0, p=.043, r=.36)において有意な上昇が認められた。一方、「楽しさ」「視覚以外の感覚活用」「観客・審判の関わり」は1回目から高水準(中央値=8-9)を示し2回目でも維持された。「怖さ」は両時点で中央値=3.0と低水準であった。
【考察】本結果は第1報(n=5)の探索的知見をより多くの対象者において支持するものである。STTは視覚遮断を伴うものの怖さの感じ方が低く抑えられ、楽しさや視覚以外の感覚活用への気づきが1回目から得られる可能性が示唆された。さらに2回の体験を通じて実施可能性の確信と技能の上達実感が強化されることが示された。本研究結果は、視覚制限種目を初めて導入する際にSTTが適した教材である可能性を示唆するものであり、種目選択の指針構築に資するといえる。
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