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[13ア-ポ-08]聴覚障害のあるアスリートにおける⼼理的ストレス競技レベルによる⽐較

*Ryota Maeda1,2, Rei Nemoto1 (1. Wakayama Medical Univ., 2. Osaka Univ. of Health and Sport Sciences)
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【緒⾔】聴覚障害のあるアスリートは,競技場⾯におけるコミュニケーションや情報保障の課題に加え,⼼理的⽀援へのアクセスや⽀援体制に関する課題が指摘されている。しかし,⼼理的ストレスの実態や競技レベルによる差異については⼗分に明らかにされていない。そこで本研究では,聴覚障害のあるスポーツ経験者を対象に,⼼理的ストレスの実態および競技レベルによる特徴を検討した。【⽅法】本研究は,聴覚障害のあるスポーツ経験者を対象とした横断的アンケート調査である。解析対象は 215 名であり,代表経験または強化指定を有する 99 名をエリート群,それ以外の 116 名を⾮エリート群とした。⼼理的ストレスおよび⼼理的サポート経験について調査し,群間⽐較を⾏った。本研究は本学倫理審査委員会の承認を得て実施した。【結果】⼼理的ストレスについて,全体として「スポーツ傷害や競技場⾯での実⼒発揮」 ,「学業・仕事と競技⽣活との両⽴」に関する項⽬で⾼い傾向を⽰した。⼀⽅,「引退後の進路・キャリア不安」は⽐較的低かった。群間⽐較では,エリート群は⾮エリート群と⽐較して,「学業・仕事と競技⽣活との両⽴」「経済的問題」「スポーツ傷害や競技場⾯での実⼒発揮」に関する⼼理的ストレスが有意に⾼かった。⼼理的サポート経験率は,エリート群 6%,⾮エリート群 17%であった。【考察】聴覚障害のあるスポーツ経験者では,将来のキャリア不安よりも,現在の競技⽣活に関連した⼼理的ストレスが⾼い可能性が⽰された。特にエリート群では,競技成績,学業・仕事との両⽴,経済的負担など,競技⽣活を継続するうえでの環境⾯の負担が⼤きい可能性がある。⼀⽅で,⼼理的サポート経験率は低く, 特にエリート群では⼼理的ストレスが⾼いにもかかわらず⽀援経験が少ない状況がみられた。以上より,競技レベルに応じた継続的な⼼理的⽀援体制の整備が重要であると考えられる。

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