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[13ア-ポ-10]ブラインドサッカーにおけるタップ動作の定量化熟練者と未熟練者の動作の違いから
*Goro Moriki1, Takashi Kawano1, Takahiro Aikawa1, Taiji Koda1, Shinya Bono1 (1. Hiroshima Bunka Gakuen University)
本研究では、ブラインドサッカーの基本練習のひとつである”タップ動作”に焦点を当てて、熟練者(全盲者)と未熟練者(晴眼者)の動作の比較実験を行った。対象者は、ブラインドサッカー日本代表選手A(男性、18歳)、ブラインドサッカー未熟練者(晴眼者)B(男性、21歳)であった。実施内容は”タップ動作”とし、両者ともアイマスクを着用させた。撮影はフレームレート60fps、シャッタースピード1/500秒で20秒間行った。映像から、マーカーレス3D動作解析アプリ”Splyza Motion”(株式会社Splyza)を用いてトラッキングし、股関節角度、膝関節角度、足関節角度を算出した。20秒間のタップ動作のうち、右足ボール接地時の各10回を分析対象とした。実験の結果、1回目の接地から10回目の接地までにかかった時間はAが4.84秒、Bが6.49秒であった。等分散性の検定の結果は、股関節、膝関節、足関節のすべてに有意差が見られなかった。股関節角度はAが56.63±5.56°、Bが71.66±4.07であり、T検定の結果に有意差が認められた(p<0.01)。膝関節角度はAが75.95±5.81°、Bが61.02±8.82°であり有意差が認められた(p<0.01)。一方で、足関節角度はAが-14.19±4.17°、Bが-13.28±5.70°であり有意差が認められなかった(p=0.69)。以上の結果から、熟練度による動作のバラつきに有意な差は認められなかったが、熟練者の方がより股関節を屈曲し、膝関節を伸展した姿勢でタップ動作を行っていることが明らかとなった。ブラインドサッカーにおける熟練者と未熟練者の動作の差異が一部示唆された。
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