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[03心-口-05]大学女子学生における運動習慣の有無による月経随伴症状および月経イメージの比較
*Ami Ota1, Yuko Takenaka2, Tsuchiya Hironobu3 (1. Graduate School, Osaka University of Health and Sport Sciences, 2. Odawara Junior College, 3. Osaka Universcity of Health and Sport Sciences)
本研究の目的は,大学女子学生における運動習慣の有無による月経随伴症状および月経イメージを比較し,それらの関連性について検討することである.調査対象者は114名であり,欠損値を除いた111名を分析対象とした.運動習慣の有無により,運動習慣あり群45名,運動習慣なし群66名に分類した.調査期間は2026年4月初旬から5月中旬であった.月経随伴症状の測定には修正回顧的月経困難質問票(小田川ほか,2008)を用い月経中を想起させて回答を求めた.また,月経イメージの測定には月経イメージ尺度(諏訪部・香川,2017)を用いた.分析には,t検定およびPearsonの積率相関分析を用いた.運動習慣の有無における比較の結果,月経伴症状では統計的に有意な差は示されなかった一方で,月経イメージの「否定的イメージ」(t (109)=2.72, p <.01, d =.53)の得点は運動習慣あり群の方が運動習慣なし群より有意に高かった.また,運動習慣の有無別における相関の結果,運動習慣あり群において,月経随伴症状の「コントロール」「気分の高揚」と月経イメージの「過剰な肯定的イメージ」との間に中程度の正の相関が示された.さらに,月経随伴症状の「気分の高揚」「PMS」と月経イメージの「自然な肯定的イメージ」との間に中程度の正の相関が示された.一方,運動習慣なし群において,月経随伴症状の「集中力」「否定的感情」「行動の変容」「痛み」「コントロール」「自律神経失調」「PMS」と月経イメージの「過剰な肯定的イメージ」との間に中程度の負の相関が示された.また,月経随伴症状の「自律神経失調」と月経イメージの「否定的なイメージ」との間に中程度の正の相関が示された.以上を踏まえると,運動習慣の有無によって月経への捉え方が異なり,また,月経中に経験した月経随伴症状と月経イメージとの関連性が異なることが示唆された.
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