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[05バ-口-01]遠投におけるボールのサイズが把持様態に及ぼす影響

*Masato Maeda1 (1. Kobe University)
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遠投のボール投げとして新体力テストのボール投げがあり,小学生対象ではソフトボール1号,中学生対象にではその約2倍の大きさのハンドボール2号を使用することとされている。本研究では,遠投を目的としたボール投げにおけるボールの大きさと把持の関係を明らかにするために,中学生(1年生121名,2年生121名,3年生118名,計360名)を対象に,大きさが異なる5種類のボール(ソフトボール1号,同3号,スローピッチソフトボール,ハンドボール0号,同2号)を把持したときの様態,および手指のサイズを測定・調査した。その結果,男女ともソフトボールでは示指指先-母指指先の方位角度差が約90度であり,男子ではスローピッチソフトボールまでは角度差が維持されていたものの,女子では角度差が維持されることなくボールサイズが大きいほど角度差は減少し,最も大きいハンドボール2号では男子で約72度,女子で約68度の角度差になっていた。また,示指指先-中指指先の方位角度差は男女ともソフトボールでは約50度であったが,ボールサイズが大きいほど角度差は減少し,ハンドボール2号では男子が約37度,女子が約35度まで減少していた。示指指先-小指指先の方位角度差も同様に,ソフトボールでは男子が約130度,女子が約120度であったが,ボールサイズが大きいほど角度差は減少し,スローピッチソフトボールでは男子が約116度,女子が約108度,ハンドボール2号では男子が約88度,女子が約80度にまで減少していた。ソフトボールでは男女とも母指指先の対蹠に近い位置に環指指先があり,それがスローピッチソフトボールでは環指指先と小指指先の間となっていたが,さらにサイズが大きいハンドボールでは母指指先の対蹠位置にまで達している指先は無く,スローピッチソフトボールまでの大きさのボールとハンドボールとではボールの把持方略は異なっていた。

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