Presentation Information

[SS-11-01]Everyone Learns: Creating Collaborative Programs Linking International Students and Society for Social Innovation

*Yuki Azuma1, *Yukiko Samano1, *Koyo Okada1 (1. Ritsumeikan Asia Pacific University)

Keywords:

Social Collaborative Program,Social Impact,Multicultural Collaborative Learning

受講者に求められる 事前の知識・経験等
特になし

受講者が受講前に取り組む 事前課題等
特になし

概要
国際化を進める多くの大学にとって、これまでの学生同士(日本人学生と留学生)の交流や協働を柱とした国際教育・多文化共修の考え方をさらに大きく拡張するフェーズに来ています。大学の多文化共修のコミュニティーに、企業や自治体などのステークホルダー(大人)を呼び込み、社会とキャンパスがより密に繋がる取り組みが多くの大学で実践されています。  社会と繋がり、社会の課題が大学に持ち込まれることで、学生の学びの場が豊かになるだけでなく、大学としての社会に対するインパクトがより拡大することが期待されています。
一方で、学生と企業・地域等との連携プログラムを企画し実施する際の課題は、様々あります。その一つが、連携プログラムにおける参加者の役割の固定化と、「学生」「大人」のどちらかが「無理をしている」連携プログラムの実態です。

本セッションでは、国際化を推進する大学がもつ社会連携の取り組みの課題を共有したうえで、立命館アジア太平洋大学(APU)で実践をしている留学生とステークホルダーとの社会連携プログラムの事例を用いながら、関わるすべての人たちが成長する機会とするためのプログラムデザインの考え方について検討します。「学生=学習者」「企業・自治体などの大人=評価者」などの固定的な役割に基づくプログラムデザインは、実施回数を重ねていく度に、関係している誰かの(またはプログラムを運営している大学の教職員の)「頑張り」や過度な負荷によって維持されることが少なくありません。企業・地域・大学の繋がりの中で、関わる全ての主体の学びと成長が促進する「共修」のかたちとは何かを問い、参加者とともに行う議論を通じて、実践のための視野を広げることを目的とします。

具体的には、「企業と学生が協働できるプログラムの狙いと仕組み」や「キャンパス内での社会連携」などのテーマに分け、多様な実践例を紹介していきます。参加者には、それぞれの立場から、登壇者含め他の参加者との議論を通じて新たな観点を得ながら、自身の現場に戻ってさらに豊かな実践へとつなげていただくことを期待しています。

このセッションは、大学のソーシャルインパクト創出関連事業に関わる教職員や、企業・地域連携プログラム運営に携わる方を主な対象としていますが、関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。例えば、「学生と地域の連携の取り組みを進めているが、お互いに教育的な意味のある交流になっているのだろうか?」、「就職活動以外の形で、国内外の学生と企業が連携するにはどうすればよいのか?」といった疑問をお持ちの方にも、ご参加いただける内容です。

セッションで共有される実践事例や課題、参加者同士のネットワークが、今後の活動や取り組みを考えるきっかけとなれば幸いです。