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[SS-15-01]Is Your TOEFL Image Up to Date?

*Sei Isomine1, Yoshihiko Taira2, Manabu Yamaguchi2 (1. J. F. Oberlin University, 2. ETS Japan)

Keywords:

TOEFL iBT,Updated TOEFL iBT,TOEFL,International exchange,Study abroad

受講者に求められる 事前の知識・経験等
なし

受講者が受講前に取り組む 事前課題等
なし

概要
近年、国内大学の国際交流・留学支援の現場では、留学要件として TOEFL iBT、IELTS など複数の英語試験が併存している。その中で、TOEFL iBT は2026年1月21日以降、試験構成およびタスク設計が大幅に改訂された「2026年改訂版TOEFL iBT」へすでに移行しており、留学支援実務担当者には、こうした改訂内容を正確に理解し、学生に分かりやすく説明する役割がこれまで以上に求められている。

しかし現場では、TOEFLと聞くと過去の形式や受験経験に基づくイメージが先行し、現在のTOEFL iBTが測定している内容との間に認識のズレが生じているケースも少なくない。加えて、IELTS についても、近年の運営方針の変更によりペーパー版試験の終了や試験会場数の減少といった環境変化が生じており、受験機会やスケジュール設計の面で、留学支援担当者が学生に与える助言の重要性が高まっている。

本セッションでは、すでに実施されている2026年改訂版TOEFL iBTを題材とし、国際交流・留学支援実務担当者が、自らの言葉で学生に説明できる状態になることをゴールに設定する。冒頭では、2026年改訂版TOEFL iBTの全体像を、留学支援の現場で必要な観点に絞って整理し、試験構成の主な改訂点と、測定される英語力の本質が維持されている点を明確にする。

続いて、TOEFL iBTが測定する英語力を、講義理解、資料読解、要点整理、根拠に基づく説明といった留学後の具体的な学修場面と結びつけて解説し、試験と留学実態との接続関係を可視化する。

さらに本セッションでは、参加者が2026年改訂版TOEFL iBTの実際の問題内容を体験し、その経験を通じて試験の特徴を自分の言葉で説明できるようになることを目指す。講義音声や英文資料を用いながら要点を整理し、自らの言葉で説明するという一連のプロセスを実際に経験することで、同試験が単なる英語知識の確認ではなく、留学前に求められる学修行動や思考プロセスを前提として設計されていることへの理解を深める。

後半では、留学相談の現場で頻出する「IELTSとの違い」「どの試験を選ぶべきか」といった質問について、試験形式の優劣を論じるのではなく、提出要件、試験実施形態、受験環境(会場数・受験機会)、出願スケジュールとの整合性といった実務的観点を踏まえた説明手法を紹介する。受験環境の変化も考慮しながら、学生一人ひとりの状況に応じてどのように助言すべきかを整理し、大学ウェブサイトやオリエンテーションで活用可能な説明の枠組みも提示する。

本セッションを通じて、参加者が2026年改訂版TOEFL iBTを「理解している」段階から、「学生に説明し、学内で共有・運用できる」段階へと進むことを目指す。