ランチョン・セッションⅡ
大会2日目(12:30-13:30)
会場・富士見ゲート棟:G403(60分)
(ランチョン・ミーティングにつき、お弁当持ち込み可能)
-組織構造と意思決定プロセスの再定義と新たな倫理的課題-」
登壇者
榮藤稔 氏 (⼤阪⼤学先導的学際研究機構 教授)
司会者
木戸冬子 (⼤学共同利⽤機関法⼈情報・システム研究機構 特任研究員、東京⼤学 特任研究員、独⽴⾏政法⼈経済産業研究所(RIETI) コンサルティングフェロー)
講演内容
このセッションでは、AI研究の最前線から、産業と社会の近未来像を展望します。
自然言語処理、画像認識、ロボティクスの飛躍的進歩が、組織構造や意思決定プロセスをどのように再定義するか、AIの視点から予測します。また、産業の垣根を越えた変革や、人間とAIの新たな協働モデルについても言及し、それらが社会システムに与える影響を探ります。同時に、この変革で浮上する倫理的課題にも焦点を当て、技術と人間性が調和する未来社会の可能性を多角的に考察します。
講演者プロフィール
栄藤 稔(大阪大学先導的学際研究機構 教授)
松下電器産業㈱(現パナソニック㈱)にてMPEG(画像符号化)標準化等を手がけた後、2000年に㈱NTTドコモに転じ、モバイルマルチメディア、データマイニング、音声認識等に関する技術開発と新規事業立ち上げに従事。米国にてDOCOMO Innovations Inc.、DOCOMO Capital Inc.社長を経て、2014年から㈱NTTドコモ執行役員。2016年7月まで、NTTグループの投資部門であるNTTドコモベンチャーズの社長を兼務。2017年6月にNTTドコモ執行役員退任後、同年7月から大阪大学先導的学際研究機構 教授に就任。
現在、機械翻訳の新規事業である株式会社みらい翻訳社長、および科学技術振興機構(CRES) 戦略的創造研究推進事業 人工知能領域 研究総括を兼務。
司会・コーディネーター紹介
木戸 冬子 (大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 特任研究員、東京大学 特任研究員、独立行政法人経済産業研究所(RIETI) コンサルティングフェロー)
2006年埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程物質科学専攻を修了(理学博士)。2010年埼玉大学大学院経済科学研究科修士課程経済科学専攻を修了(経済科学修士)。2007年~2016年東京大学大学院情報理工学系研究科 特任助教。2016年~国立情報学研究所研究戦略室 特任助教、2016年~東京大学大学院経済学研究科 特任研究員、2016年~日本経済研究センター 特任研究員、2021年~法政大学イノベーション・マネジメント研究センター 客員研究員。