講演情報

[1A08]燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発(3)パッシブ中性子法開発

*三星 夏海1、長谷 竹晃1、小菅 義広2、岡田 豊史1 (1. JAEA、2. NESI)

キーワード:

福島第一原子力発電所、燃料デブリ、非破壊計測、パッシブ中性子法

本報告は、福島第一原子力発電所における燃料デブリの性状把握や仕分けのための非破壊計測に対する候補技術の特性評価の一環として実施したパッシブ中性子法の適用性評価結果を示すものである。今回、燃料デブリ中の中性子吸収材や減速材による中性子計数率への影響をシミュレーション及び実測にて評価し、中性子吸収材や減速材による影響を明らかにした。また、燃料デブリ中のPu量の定量について、主な中性子放出核種であるCm-244(短半減期核種)とPu核種(長半減期核種)の半減期の違いに着目して重量を評価する手法について、シミュレーション及び実測により有効性を評価した。

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