講演情報

[1A12]可搬型γ線イメージング装置「GeGI5」におけるタングステン製ピンホールコリメータ導入とその効果の定量評価

*津金 聖和1、吉田 剛1、松村 宏1、豊田 晃弘1、中村 一1、桝本 和義1、三浦 太一1 (1. KEK)

キーワード:

可搬型γ線イメージング装置、GeGI5、加速器、放射化

可搬型γ線イメージング装置「GeGI5」では、標準装備されている鉛-アンチモン合金製の5 mm径ピンホールコリメータ付き遮蔽体を装着することで、放射化イメージングを実現する。加速器施設特有の放射化を見えやすくするため、タングステン合金製の5∼9 mm径コリメータを追加製作し、標準線源を用いて各コリメータの性能を定量評価した。1000 keV-γ線以上の領域では、材質を変えることで分解能が1.3倍向上し、径を大きくすることでS/Nが最大2倍程度になることが分かった。

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