講演情報

[1G04]再エネ調和型新型炉システムの安全性評価技術の開発(4) 高速通信装置の開発

*岡本 圭太1、角谷 亮介2、森本 泰臣1、赤坂 尚昭3、幕内 悦予3、ヤン ジングロン3 (1. 日揮グローバル、2. 日本エヌ・ユー・エス、3. JAEA)

キーワード:

革新炉、熱エネルギー貯蔵、デジタルツイン、IoT、再生可能エネルギー

水素製造や蓄熱可能な様々な発電用システムの開発が進められており、これらのシステムの事業化を実現するために必要となる、熱貯蔵及び熱利用を含む再エネ調和型新型炉システム概念における異常状態の安全評価技術開発を進めている。再エネ調和型新型炉システムでは、需要電力量及び再生可能エネルギープラントによる発電量の変化に応じ、新型炉プラントの安全性を確保した上で発電量及び蓄熱量等を最適化し、対応するプラント操作を提示する必要がある。このため、新型炉プラントと再エネプラント等の各設備間で高速通信を行い、電力需給調整を経済的に最適化する「高速通信装置(IoT)」の開発を実施している。本稿では、開発中の高速通信装置(IoT)のシステムの概要、現状における電力需給調整最適化評価の結果及び技術課題等について説明する。

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