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[1I06]複合ハザードを考慮した確率論的リスク評価手法の開発その7:地震と津波の複合ハザードを考慮したPRAの試解析

*久保 光太郎1、村松 健1、滝藤 聖崇1、崔 炳賢1、西田 明美1、高田 毅士1 (1. JAEA)

キーワード:

確率論的リスク評価、地震PRA、津波PRA、システム信頼性解析

東北地方太平洋沖地震時に発生した地震及び津波の外的ハザードの組合せは、東京電力福島第一原子力発電所において、それぞれ外部電源及び非常用ディーゼル発電機の機能喪失を引き起こし、事故対応を困難にさせた。
本稿は、このような複数の外的ハザードの組合せによる炉心損傷リスクへの影響を評価可能にするための手法開発の一環として行った、地震と津波の複合ハザードを考慮したPRAの試解析の結果を報告するものである。
発表では、評価対象とした仮想的なモデルプラント、使用した解析コードSECOM2-DQFM、地震及び津波による損傷モードのモデル化方法等と併せて、地震及び津波の各ハザードによる条件付き炉心損傷確率への寄与度を定量的に評価した結果等を報告する。

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