講演情報

[1K05]福島第一原子力発電所における生体遮へいの放射能濃度の推定に関する研究(2) コンクリートでの放射化過程と材料組成について

*石神 努2、駒 義和1、岡田 尚1、高畠 容子1、杉田 武志2、岡本 力2、関 優哉2、根本 拓紀2 (1. 日本原子力研究開発機構、2. NAIS株式会社)

キーワード:

福島第一原子力発電所、コンクリート、放射性廃棄物、放射化計算

原子炉を構成する主要な材料のうち、コンクリートは廃棄物の発生量が多く、廃棄物管理において重要な対象である。また、微量に含まれる成分の放射化や、含有する水による中性子束への影響を考慮する必要がある。しかし、コンクリートはその材料の産地や配合の仕方により、組成が変化し、実際の構成材料の条件を考慮した検討が不可欠である。そこで、本報告では、放射化過程を整理し必要となる、コンクリート中の微量な成分を含む元素の構成比と自由水の量について調査した。

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