講演情報

[1M13]PEM方式の代替回収技術の開発(2) アブレイシブウォータージェットによるPEM容器の開封の技術的実現性

*郷家 光男1、沖原 光信1、坂本 嵩延1、根本 浩史2、小林 正人2、川久保 政洋2 (1. 清水建設、2. 原環セ)

キーワード:

高レベル放射性廃棄物、地層処分、回収技術、開封作業、アブレイシブウォータージェット

アブレイシブウォータージェット(AWJ)は研磨剤を添加した超高速の噴流で鋼材を切断する技術であり、被切削物の嚙み込みによる刃物の破損が原理上発生しない特徴がある。厚さ100mmの鋼板の切断実績もあることから、PEM容器の開封作業への適用見込みがある技術として選択した。AWJによる確実な切断、及び噴流による内部のオーバーパックや緩衝材の損傷抑制の観点から、PEM前方から斜め側方への噴射姿勢を設定した。この姿勢ではPEM前面と側面の鋼板を同時に切断することで、PEM前方を開封するとともに、噴流を側面から外部に排出することを意図している。本報では、鋼板2枚で緩衝材を挟み、切断部を模擬した供試体に対するAWJ切断試験について報告する。

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