講演情報

[1N02]MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発(8)平板型濃縮装置によるLi-7濃縮実験の概要

*岸本 忠史1、小川 泉2、松岡 健次1、福本 敬夫1、硲 隆太3、長谷川 信4、福森 麻衣4、川上 智彦5、白石 啓宜5、塚原 剛彦6 (1. 大阪大学 核物理研究センター、2. 福井大学、3. 大阪産業大学、4. 株式会社ATOX、5. 株式会社化研、6. 東京工業大学)

キーワード:

MCCCE法、Li-7、濃縮

MCCCE法は電気泳動に向流を組み合わせ、ジュール熱の除熱効率を絶縁物かつ熱伝導率の高い物質(BN)で高めることで効率を上げる濃縮装置である。この方法でLi-7の濃縮の研究を進めている。効率が高く、カスケード装置への発展を見込んで平板型の装置の開発を進めている。MCCCE法では泳動速度と向流速度のバランスが性能を決める。向流速度は層流のハーゲンポアズイユ流で決まる。これには装置の形状が主要因である。泳動速度は電場とイオンの移動度で決まり、それらは温度とイオンの成分に影響を受ける。平板型装置の性能研究の現状を紹介する。

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