講演情報

[1N03]MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発(9) CFDシミュレーションを用いた印加電圧の影響の調査

*堀口 直樹1、吉田 啓之1、北辻 章浩1、福森 麻衣2、長谷川 信2、岸本 忠史3 (1. JAEA、2. アトックス、3. 阪大)

キーワード:

Li-7濃縮技術、マルチチャネル向流電気泳動法、CFD、TPFIT-LPT

PWRの水質管理にはLi-7が濃縮されたpH調整剤が不可欠であり、Li-7濃縮のためのマルチチャンネル向流電気泳動(MCCCE)法を開発している。この開発の一環として、流路内のイオン挙動を把握するためのCFDシミュレーション手法を開発している。本発表では、試験装置の流路内のイオン挙動に対する印可電圧の影響を明らかにすることを目的として、流路内のLiイオンを模擬したシミュレーションを行い、印加電圧とイオン挙動の関係を調べた。結果として、印加電圧が小さい条件でイオンは流路を通過しやすく、大きい条件でイオンが流路を通過できなくなることを確認した。

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