講演情報

[1O07]核燃料の超高温その場観察技術の開発(2) 高温加熱装置の開発

*生田 陸人1、有田 裕二1、小無 健司2、新納 圭亮1、山下 京也1、水間 有清1 (1. 福井大、2. 東北大)

キーワード:

高温測定、温度計測、酸素分圧制御

本研究の目的は、高温測定技術を確立し、UO₂試験のための信頼性の高いデータを取得することである。スリット付きタングステン板を使用し、高温加熱試験を実施した。有限要素法による温度分布と熱応力の解析により、安定した加熱が確認された。温度測定には、熱電対と放射温度計を組み合わせて計測を行い、精度を向上させた。また、酸素分圧制御のためにTi酸素ゲッターを使用した。低酸素分圧下での実験を行うことで、Zrの試料の酸化を抑制し、試料が高温下で酸化されることなく、安定した測定が可能となった。

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