講演情報

[2C03]原子力事故後の居住環境における室内外の物質移行を考慮した住民の被ばく線量評価に関する研究(6) 室内再浮遊粒子を考慮した室内滞在時の被ばく線量評価

*林 奈穂1、長久保 梓1、廣内 淳1、松井 康人2、米田 稔2、高原 省五1 (1. JAEA、2. 京大)

キーワード:

屋内退避、線量評価、原子力事故、室内再浮遊

原子力発電所事故後の居住環境における被ばく評価のうち、室内滞在時の評価については、屋外沈着核種からの外部被ばくに加え、屋外再浮遊核種のうち、室内に侵入して空気中に漂っているまたは床面に沈着した核種による外部・内部被ばく線量が評価されるが、実際には、これらに加えて、床面に沈着した核種が再浮遊することによる影響も生じる。本研究では、屋内退避時の被ばく線量を、再浮遊を考慮しない場合(従来型の手法)と考慮した場合(新しい手法)で被ばく線量評価結果にどのような違いが生じるか、その影響はどの程度かを評価する。
この研究は環境省委託事業「放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)」において実施したものです。

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