講演情報

[2D14]燃料デブリの臨界特性を明らかにする定常臨界実験装置STACY更新炉の整備(16) STACY運転再開に伴う性能検査

*長谷川 健太1、新垣 優1、村上 貴彦1、住谷 正人1、會澤 栄寿1、関 真和1、石井 淳一1、荒木 祥平1、井澤 一彦1、郡司 智1 (1. JAEA)

キーワード:

STACY更新炉、福島第一原子力発電所、臨界実験、燃料デブリ、性能検査

既報のとおり、原子力機構では、東京電力福島第一原子力発電所の燃料デブリの臨界特性を実験的に明らかにするため、定常臨界実験装置STACYを燃料棒と軽水から構成される汎用的な非均質熱体系炉心に更新する工事を進めてきた。このたび、本工事が完了し、令和6年8月頃に13年9ヵ月ぶりの運転再開を予定している。
運転再開に当たり、令和6年4月の初回臨界検査以降、新検査制度の下、新規制基準適合性確認のための性能検査を進めてきた。本発表においては、性能検査のうち反応度検査、原子炉停止余裕検査及び可動装荷物反応度検査等について報告する。なお、臨界評価については別報にて報告する。

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