[2I01-09] PRA手法2

10:45 〜 11:00

[2I06] 地震PRAにおける耐震多様性の評価その8：耐震多様性を考慮した床免震の固有周期と減衰定数に関する一考察

*片山 吉史¹、大鳥 靖樹²、牟田 仁²、酒井 俊朗³ (1. 中電技術コンサルタント、2. 東京都市大学、3. 電力中央研究所)

キーワード：

耐震多様性、地震PRA、強震動記録、地震応答解析、免震

著者らは，耐震機器と免震機器から成る耐震多様性システムの地震リスク低減効果に着目した検討を行ってきた。既報告では、日本国内で観測された様々な強震記録を用いた原子炉建物の非線形地震応答解析結果から、床免震の固有周期とシステムのリスク低減効果の関係について検討した。本検討では、固有周期に加えて減衰定数も考慮した検討により、機器の耐力、変位の上限及び目標リスクの3条件に適合する床免震の固有周期と減衰定数について考察を行った。