講演情報

[2I08]地震PRAにおける損傷相関に関する研究その6:演繹的相関係数推定法の検証

*大鳥 靖樹1、牟田 仁1、中島 正人2 (1. 東京都市大、2. 電中研)

キーワード:

損傷相関、地震PRA、演繹的手法、伝搬経路、Reed-McCann

原子力プラントの地震リスクの事故シーケンス評価に機器の損傷相関が影響することが知られている。損傷相関の影響を検討する上で、機器の応答相関を推定することが重要タスクである。従来は、多数回のシミュレーション結果を統計処理して求めていたが、解析の度に相関係数を算定するために多数回のシミュレーションを実施するのは効率的でない。著者ら(2017)は、地震動の伝搬経路に着目して、演繹的な手法により応答の相関を推定する方法を提案した。本論では、演繹的な手法によって推定した応答相関が妥当性を検証するために、SSMRPと蛯澤・他の研究結果を演繹的手法に当てはめて不確実性を同定し、その結果を検討した結果について述べる。

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