講演情報

[2J07]小学校における理科特別授業「原子力発電・放射線」実施報告

*白木 貴子1、内海 正文1、川﨑 公美子2、橋本 一3、増山 隆仁3、大神 隆裕4 (1. 三菱重工業株式会社、2. 同志社小学校、3. 大阪科学技術館、4. 関西原子力懇談会)

キーワード:

小学校教育、理科、原子力発電、放射線

三菱重工、大阪科学技術館、関西原子力懇談会で連携し、初めて原子力発電・放射線に関する初等教育を実施した。
同志社小学校では6年生の理科の授業にて、エネルギー教育を実施している。同校から「日本のエネルギーについて児童に自ら考えて欲しい。児童は原子力を良く知らないので正しく理解して欲しいと考えているが、原子力は専門性が高く、小学校の現場で教育の提供が難しいため、原子力に関する授業を実施して欲しい」との依頼があった。
そこで、小学校とともに半年間かけて、高度で専門的な内容を科学的にかつ分かりやすく教えるためにアニメーションやクイズ形式等を採用したカリキュラムを検討し、昨年2月に①原子力発電を知るための講義(原子力発電の仕組み、核分裂、原子力発電の特徴など)と②放射線を知るための実習(放射線測定)の授業を実施した。
授業内容、児童の反応、教員の総括等について報告する。

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