講演情報

[2N20]炭素添加窒化ウラン燃料の水蒸気反応試験

*柴崎 京介1、榑松 繁1、村上 望2 (1. NDC、2. MHI)

キーワード:

窒化ウラン、核燃料、水蒸気酸化、添加物

窒化ウラン燃料は、二酸化ウラン燃料と比較して高ウラン密度かつ高熱伝導率と核燃料として優れた特性を有することから、将来の軽水小型炉燃料の候補として検討されている。一方で、水分との反応性が高いことから、軽水炉での適用に際しては水もしくは水蒸気との酸化反応が課題である。過去の研究では、炭素添加した窒化ウラン試料において無添加試料と比較して水蒸気との反応性が抑制される傾向を確認した。本研究においては、炭素添加量をパラメータとして試作した窒化ウラン燃料を水蒸気反応試験に適用することで、炭素添加量の多寡が水蒸気反応性に与える影響は小さい可能性が示唆されることを確認した。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン